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沙参(しゃじん)について

 沙参(しゃじん)はキキョウ科CampanulaceaeのトウシャジンAdenophora stricta Miq.,A. tetraphylla (Thunb.) Fisch.,ほか同属植物の根を乾燥したものです。味は甘・苦、性は微寒です。神農本草経の上品に収載され、別名を「白参」ともいわれます。種々の本草書の記載から「沙参」の原植物は1種だけではなく、産地によって種々の植物の根が用いられたようです。
 現在の中国市場では「南沙参 (なんしゃじん) 」「北沙参 (ほくしゃじん) 」の2種があり北沙参が繁用されています。日本で沙参と称するものはすべて南沙参です。
 沙参(しゃじん)の根や根茎にはクマリン配糖体が含まれていて、去痰、解熱、鎮咳、止渇といった作用があり、防風(ぼうふう)という生薬の代用品としても活用されてきました。また、冷え性の方や肩こり・筋肉痛のひどい方は、沙参(しゃじん)の根または根茎の煮出汁を入浴剤としてお風呂に入れると体がポカポカ温まります。

  • 坤宝丸(同仁堂)
    坤宝丸(同仁堂)
    ¥980 類型:婦人病・更年期障害 坤宝丸(同仁堂)は肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)や更年期による潮熱、汗が多い、失眠、健忘症、いらいらする、怒りっぽい、眩暈、耳鳴り、咽乾、口渇、四肢無力、関節疼痛、ストレスなどに用いられます。
  • 滋補肝腎丸【同仁堂】
    滋補肝腎丸【同仁堂】
    ¥1460 類型:虚弱・貧血・倦怠感 滋補肝腎丸(同仁堂)は肝腎陰虚による眩暈、不眠、動悸、倦怠感、腰痛、午後の低熱、慢性肝炎と慢性腎炎諸症状に用いられます。滋補肝腎(肝と腎の冷やす力(陰)を補充し、機能を高めること)、養血(血を増やすこと)、柔肝の作用があります。
  • 安坤贊育丸(同仁堂)
    安坤贊育丸(同仁堂)
    ¥1280 類型:生理痛・生理不順 安坤贊育丸(同仁堂)は気血両虚(気と血が虚損し、生命活動の物質的基礎が不足し臓腑機能が衰退すること)、肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による月経不順、崩漏、帯下、産後虚弱、月経痛、下痢、身体虚弱、足や腰がだるく、などによく用いられます。